2023/05/18(木)
成年後見人(せいねんこうけんにん)制度について
こんにちは。札幌不動産売却専門店の長谷川です。
札幌も暑くなってきましたね。気温の変化で体調を崩さないように皆様、気を付けてください!!大通公園のイベントも盛り上がってきましたね♪
成年後見人制度とは、認知症などで判断能力が低下した人の代わりに代理人がさまざまな契約を代行したり、不動産や資産の管理をし、判断能力がなくなってしまった人が悪質な詐欺などに騙されないよう保護することを目的とする制度です。
親や親族等が成年後見人となり、本人に代わって不動産売却をすることができます。ただ、成年後見人になったからといって、いつでも自由に進められるわけではないです。
成年後見人制度には2つ種類があります。「任意後見」と「法定後見」の2つです。
任意後見は、本人の判断能力が低下する以前に後見人との間で契約し、判断能力が低下してから契約の効力を発揮するものです。誰を後見人にするのか、どのような権限を後見人に付与するのか等、本人の意思が反映されるのが任意後見の特徴となっています。
法定後見は、本人の判断能力が低下した後で家庭裁判所によって後見人が選ばれ、そこから後見がスタートする制度です。ちなみに裁判所の審判への不服申し立ては基本的にはできません。法定後見の場合、家庭裁判所に申し立てができるのは配偶者や4親等内の親族などです。申し立て時、後見人となる人を推薦することは可能ですが、必ず推薦された人が選ばれるわけではございませんので覚えてほしいです。
難しい内容になってしまいましたが、次回は成年後見人が不動産売却を行う方法についてお話させて頂きますのでよろしくお願い致します。また、弊社では様々な売却の経験と知識がありますので、気になる事や不安な事がありましたら、いつでもお電話、ご来店お待ちしております!!
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