2023/05/23(火)
不動産売却でよく聞く「買い先行」のメリット・デメリットとは?
こんにちは!旭川不動産売却専門店カウイエの高矢です!
さて今回は、以前紹介した不動産売却する際の「買い先行」・「売り先行」のうち、「買い先行」のメリット・デメリットを深堀した内容をお伝えしていきたいと思います!
まずは改めて「買い先行」とは、今住んでいるご物件を売却する前に新居を購入することです。「買い先行」でお住み替えをしていく場合、ライフイベントの変化が大切なのはもちろんのこと、余裕のある資金計画もとても重要となります。
そのため、「世帯年収が高く、資金に余裕がある方」におすすめの方法といえ、逆に「いまの住宅ローンの残債があり、新居も新たなローンで購入を検討している方」にとってはリスクのある選択ともいえます。
そんな「買い先行」のメリット・デメリットを解説していきます。
買い先行のメリット
1つめは、無理なく新しい住居を探せます。新居選びはさまざまな要因を考える必要がありますし時間がかかります。新居選びに妥協をしたくない方にとって、いい物件が出たときにすぐに購入できることはメリットといえます。また新しい住まいを確保しておくことで
心理的な安心感も得られます。
2つめは、仮住まいをする必要がありません。「売り先行」との大きな違いはここになります。なぜなら、「売り先行」は先に今の住まいを売却することにより、一時的に住む場所を失うことになります。仮住まい探しや引っ越し回数も2回となり手間と費用がかかります。
「買い先行」の場合は、先に新居に引っ越すため、仮住まいをする必要はありません。
3つめは、売却時の交渉力がアップします。空き家であれば生活感もなく、購入希望者にとって印象が良くなります。また売却時期にゆとりが持てるため、売却価格を最大限に引き出せる時期に売却できる可能性も出てきます。さらには空き家であれば内覧の立ち合いの必要も減らせるため、お休みの予定を空けなければならないことが無くなります。
買い先行のデメリット
1つめは、資金面のリスクです。まずは新しい物件を購入するための十分な資金が必要です。
しかしながら売却価格が確定していない以上、先の計画が立てづらいことになります。
また今の家の住宅ローンの返済と新居の住宅ローンの返済が重なる、いわゆるダブルローンとなる時期が生じることもあります。そもそもダブルローンの審査は一般的に厳しいものになるので利用できるかも不透明なことが多いです。審査が通らず、利用ができない場合「つなぎ融資」を利用する可能性もありますが、金利が2~3%と高く利息や事務手数料など諸費用もかかるため、しっかりとした資金計画が必要となります。
2つめは、売却ができないリスクです。売り出しを始めてから市場状況が変化することはよくあることです。悪化の方向を辿ればそれだけ売却の期間が長引く可能性もあります。ほかにも立地面や築年数の関係でなかなか売れないリスクを考えなければなりません。
家が売れないと空き家状態が続くことになり、その期間の固定資産税や都市計画税の支払いが続きますし、放火や不審者が住み着くといったリスクもあります。
以上、「買い先行」のメリット・デメリットを見てきましたが、不動産の売却についてもっとも重要なことは「良い不動産会社を選ぶこと」です。
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